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ウーパールーパーの繁殖方法(オス・メスの区別)

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ウーパールーパーの繁殖方法company

オスメス見分け方

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産卵時期  オスメス判断 サイズ
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オスメスの見分け方について
オスメスの見分け方について
おおよそ16cmを越えるとオスとメスとの区別がある程度できるようになります。繁殖に適したオスとメスはおおよそ20cmを越えてからになります。

ウーパールーパーは、オスとメスの見分け方は比較的簡単です。
小さいサイズがオスか、メスか不明です。おおよそ15cm以上でどちらの性別なのか判別がつくようになります。特に秋~春にかけては、わかりやすいです。それ以外の時期ですと、判別が難しいです。

オスの特徴は、後ろ足と尻尾の付け根あたりが膨らんでいます。ここに交尾に必要な精包が詰まっています、精包を繁殖のために排出すると、ここが一時的にしぼみます。そして、1ヶ月をかけてまた徐々に膨らみ交尾ができるようになります。(繁殖時期は使用しないのでしぼんでいます
※15cm以上でも季節により、性別が確認できないときもあります

メスは、膨らんでいません。また少し膨らんでいると思う程度です。オスのように大きくはならないです。ずっと小さいままで季節によってもほぼ変化しません。
※15cm以上でも季節により、性別が確認できないときもあります

オスは、下から見るのが一番わかりやすいですが、上から見ても横から見て膨らんでいることが良くわかります。メスの場合は、横や上からではふくらみがわかりません。言葉ではわかりにくいので、画像も添付しました。

ウーパールーパーオスの画像
 こちらがオス(下から撮影)
※ブラックのオス
ウーパールーパーメスの画像
 こちらがメス(下から撮影)
※アルビノのメス

上の画像がオスです、精包がここから出ます。冬から春にかけて、繁殖のためにこの部分が大きく変化します。5~15個ぐらいの精包を出します。下の画像がメスです、オスが出した精包をこの部分で受け取ります。そのあと1~3日間かけて、水草などに卵を産み付けます。

オスは上記画像の総排泄口から複数の精包を出しますが、これが飼育容器の底にくっつき、固定されていないとメスは総排泄口から精包を受け取ることができません。精包は円錐形の形をしていて透明なゼリーの様な状態で、円錐形の先が白くなっています。メスは精包をいくつか体内に取り込むのを容易にするため固定されている必要があります。メスがうまく取り込めないと産卵しないこともあります。

ウーパールーパーは餌の頻度と質、そして水温と飼育条件に応じて、ふ化から10ヶ月~数年の間に性的に成熟します。こちらで繁殖可能な成熟したオスの最短記録は、7ヶ月弱です。幼生がすべて同じ速度で成長することはありませんので、期間は目安となります。飼育環境(特に水温)や餌により時期は違います。

ウーパールーパーは通常、全長が約18 cmに達すると成熟し始め、繁殖可能となります。メスはオスよりも成熟するまでに少し時間がかかる傾向にあります(通常オスより1~2ヶ月遅いです)。おおよそ15cm以上でどちらの性別なのか判別がつくようになります。特に秋~春にかけては、わかりやすく、初めてウーパールーパーを飼育する方でも判断できるようになります。しかし、夏など繁殖期以外の時期ですと、判別が難しいです。その場合は15cm程度では性別を判断することができません、20cm越えないと判断は難しくなります。まれにオスメスの判別ができない個体もいます。

典型的な成熟したウーパールーパーは大きくて広い頭部と蓋のない目を持っています。オスは乳頭が並ぶ狭い頭、長い尾と腫れた大きな生殖器によって識別することができます。メスは全体的に丸くてふくよかな体と小さな生殖器を持っています。 体長は通常、メスの長さはオスと比較して短い傾向にあります。

成熟しきっていないメスに繁殖させないのには理由があります。オスはメスよりも交配中の身体的変化(精包の生産)がはるかに少ないため、体への負担が少なくて済みます。しかし、メスは卵の生産、精包の受け入れ態勢など体への負担や変化が大きいです。メスは多ければ600個を産卵することができます。非常に多くの卵子を生産することは生物の新陳代謝に対して大きな負担になります。生物が繁殖に適した状態にある間、体内では、体の成長よりも卵子の生産を優先します。ウーパールーパーのメスは年に数回繁殖する可能性です。1回目の産卵後もすぐに体は次の産卵に備えるために新しい卵を産生しようとします。繁殖したばかりのメスは、体の回復するために少なくとも1ヵ月、できれば2、3ヵ月間はオスから遠ざけることをお勧めします。こちらの飼育経験から、メスは成熟し安全な繁殖可能サイズになるまでで繁殖をやめておくべきです。短命になる傾向にもあります

オスになるか、メスになるかどうかを決定するものは何?
ウーパールーパーは遺伝的性決定を持っています。染色体上の遺伝子lがオスかメスかを決定します。
サンショウウオでは、性別決定メカニズムはZZ / ZWと呼ばれており、異性の性別はメスです。性別決定遺伝子はゲノムに位置していますが、根底にある遺伝子は固定されていません。 研究所では、それが現在連鎖群9と呼ばれている染色体上にあることを示しています。
 ウーパールーパーについて
メキシコウォーキングフィッシュとしても知られているウーパールーパーは、地球上で見られるサラマンダーの最もユニークなネオテンシンサンショウウオです。 主に淡水湖や池に見られるこのメキシコのサンショウウオ(ウーパールーパー)は、大人になるために変態が起きない珍しい両生類です。絶滅の危機に瀕している種であり、幼虫期​​の特定の形質を保持している水生生物の生息地に恒久的に存在します。これは、ネオテニーとして一般に知られている現象です。幼虫期がトラサンショウウオと密接に関連していますが、肌などは水生サンショウウオと表面的に類似しています。

原産地のメキシコでは、野生種の乱獲と水質汚染のため希少種となってしまい、近年、ワシントン条約によって輸出が禁じられているぐらい減少しています。メキシコ人口増加がウーパールーパーの生息地を減少させ、絶滅の危機にさらされています。メキシコ中央部のソチミルコ湖は、絶滅の危機に瀕しているアボロトルの唯一の現存する生息地です。

日本国内で入手可能なものはすべて日本で繁殖させた個体です。
種類はアルビノだけでなく、今では、黄色っぽい「ゴールデン」、野生種本来の色である斑の入った「マーブル」、黒い「ブラック」、アルビノに黒目のリューシーが知られています。飼育方法は比較的簡単で、夏場の水温に注意すればどなたにでも飼育することができます。また、生命力は強く、手、足、ヒレ、尾などが欠損しても直ぐに再生します。そして、寿命も長く5年ほど飼育可能です。成長スピードは、エサや飼育環境にもよりますが、1年で20cmを越え、繁殖可能な個体へとなります。最大で30cmぐらいになり、それ以上大きくなることは稀です。

性フェロモンはサンショウウオの生殖に重要な役割を果たしています。 ウーパールーパー( Ambystoma mexicanum )は、科学的な研究において歴史がとても長く、多くの研究結果が出ています。19世紀半ばから発生生物学の研究ために貴重な実験生物として役立ってきました。特に再生能力、発達、神経科学、嗅覚など多方面の研究をするために、今現在も研究室では実験生物として広く使用されています。2011年にはイギリスにあるノッティンガム大学の研究者たちが、ウーパールーパーメスの卵子のエキスを使用して、ガン細胞の活動を抑制する実験に成功しました。ガン抑制遺伝子を復活させることで、様々なガン治療に必要な技術基盤を作ることが研究されています。150年以上にわたって実験室で飼育、観察されてきたので繁殖行動に関する観察記録も多く存在します。それにもかかわらず、驚くべきことに、ウーパールーパーは化学的な手がかりに基づいて同種の生殖状態、および性別を決定する能力を除き、この実験生物の化学的生態学についてはほとんど知られていません。
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