ウーパールーパーミューテーション ゴールデン黒目系

画像の個体は、ウーパールーパーミューテーション ゴールデン黒目系です。このお問合せが毎年多く寄せられますが、今まで出現した数はわずか3匹です。お渡しするのに2年も待っていただいたお客様もいます。ウーパールーパーミューテーションでもこちらはとても珍しいです。画像の個体は、4年ぶり3回目に出現した個体です。ミューテーションでも色が半分に割れているキメラ系などは毎年10~20匹前後、ミューテーション自体は多数生まれてきますが、こちらはなかなか出ない色です。

ウーパールーパーミューテーション一番人気(キメラ)

画像の個体がウーパールーパーミューテーションで一番人気のあるキメラです。ハーフとも呼ばれています。キメラでもハーフでもどちらの呼び名でも皆さんわかると思います。画像の個体はリューシーとマーブルのキメラで体の右と左とで真ん中に分かれています。遺伝子的なことは素人の私にはわかりません。花のキメラもgoogleの検索で多数出てきます。一番衝撃的なのはgoogleで猫のキメラを検索したときです。色の別れ方が花と違い強烈な印象を受けました。

このキメラは人気があります。今までに見たことにあるキメラは下記です。

リューシー×マーブル、リューシー×ブラック

アルビノ×ゴールデン

あれ?この3種類だけでした・・・。毎年たくさん見ているので、たくさん種類があると勘違いをしていました。よくよく考えるとリューシー×ゴールデンもアルビノも記憶にありません。マーブル×ブラックも見たことがありません。アルビノ×ゴールデンを今まで8年でわずか2匹だけ発見したことがありますが、たぶん気に留めていないので、もっと出ているかもしれません。

カラーザリガニも多数飼育していて、ウーパールーパーよりも繁殖歴は長いですが、いままで一度もキメラを見たことがありません。サイトでキメラを検索して初めて存在することを知りました。不思議です。

こちらも同様の個体です。同じような個体があと2匹おります。(後日売切れとなりました。ありがとうございます)

ミューテーションは普通より弱いのか?

画像は大きく育ったウーパールーパーミューテーションになります。もうすぐ親個体で、今年の冬には産卵に十分使用できます。ウーパールーパーミューテーションは弱い傾向にあると言われていますが、一般的には同じだと思います。産卵もします。ミューテーションが普通の個体よりも弱く感じるのは、たぶんそれはウーパールーパーミューテーションではなく、単なる奇形を勘違いしているのだと思います。奇形は弱く、大きくなる前に死んでしまいます。

こちらではミューテーションが出ても隔離はしません。特別扱いは一切していません。それはミューテーションは弱い個体ではなく、普通だということを知っているからです。たくさんいる中で飼育し、エサも、環境も普通の個体と一緒に混ぜて飼育しています。餌が不足すれば噛まれて欠けることもありますが、普通に再生します。ミューテーションのお問合せが入ったときに数日いただいてそれぞれの飼育容器にいるのか確認をし販売しています。それか複数(10匹以上)いて、大きくなり、まとめてオークションに出品するために隔離することはあります。ミューテーションが親になっても普通の個体と掛け合わせて繁殖させます。繁殖させると寿命が縮みやすいので、販売するときはサイズが23cmでも繁殖経験はありません。大きな繁殖サイズのオスとメスのミューテーションを購入する方が毎年複数います。金額は親個体なので1匹9800~36000円です。

ウーパールーパーミューテーションの出現数、出現率

ゴールデンにぶつぶつの黒いまだら模様があります。

画像の個体は2枚ともウーパールーパーのゴールデン系ミューテーションです。ミューテーションとは固定されていない変わった色の個体の総称で、ウーパールーパーの色の系統や柄により呼び名もついている個体もいます。ほとんどが名前がなくミューテーションと言われても画像で確認しないとどのような個体なのかがわかりません。

ミューテーションの出現数、出現率について

ウーパールーパーミューテーションは出現確率は一部でおおよそ3000匹に1匹ぐらいだと言われています。これを血統を濃くするためにミューテーション同士や生まれてくる子供どうしで掛け合わせると1000匹に1匹程度になるそうです。実際に数年かけて確率を上げたブリーダーさんもいます。ミューテーション同士からミューテーションが出f現した話は聞いたことがありませんが、隔世遺伝で出現した話は数件聞いたことがあります。隔世遺伝とは、ミューテーション同士で生まれてきた子供同士を掛け合わせて出てきた個体(孫)のことです。

ミューテーションは不思議なことに出てくるときは(発見した時は)1匹だけでなく、複数まとめて出てくる場合が多いです。多い時で1回の産卵(200個)から20匹が出てきたことが1回、産卵(200個)から15匹が出てきたことが1回、5~8匹程度が複数あります。逆に1匹だけはかなり少なく、最低3匹程度はいます。産卵した卵をすべてふ化させて、すべて大きくするのは技術が必要ですので、生まれても大きくするうえで死んでしまっていると思います。

ウーパールーパーのミューテーションです。ゴールデン系

ウーパールーパーミューテーションとは?

ウーパールーパーは、リューシー、アルビノ、ゴールデン、マーブルとブラックの5種類です。それぞれ特徴があり、色の濃淡や目の違いがありますが、この5種類以外はいません。この5種類以外をミューテーションと呼びます。ミューテーションの意味は不明です。私が飼育し始めた時にはミューテーションと呼ばれていたので私も変わった色で固定されていない色の個体が出てきたらミューテーションと呼んでいます。このウーパールーパーミューテーションは、種類はとても多いです。数千~数万匹に1匹の割合で生まれてきます。まだ2018年現在固定されていませんが、血統を濃くしていくと出現しやすくなると言われています。何年も累代を重ねて色の出方を長いこと観察している飼育者さんが全国に数名います。私の知る限り誰もまだ固定化には成功していません。こちらでは固定化を考えていません。

画像の個体は、同じ個体になります(向きや光の当たり方で体色が違って見える個体もいます)。1匹大体5800~20000円です。こちらはゴールデン系のミューテーションで、人気のある色です。これぐらいですと9800円です。ご購入希望の方はメールください。(売切れました。ありがとうございます)

まだら模様のウーパールーパー(ミューテーション)

まだら模様のウーパールーパーです。エラにラメも入っていておもしろい個体です。全体的に体色はクリーム色っぽく、体全体に黒いまだら模様がついています。目は黒目の金環で、マーブルの目です。エラはゴールデンのようにラメが入っています。画像は小さいのでわかりずらいですが、エラが少し金色がラメです。特徴からマーブル系のミューテーションだと思います。大きくなるのが楽しみです。このミューテーションは比較的多く出現します。

ミューテーションは、マーブルから生まれてくることが多いです。マーブルっぽい種類が多いことも関係しているかもしれません。マーブル系のミューテーションは目が黒目金環なので、すぐにわかります。ブラック系ですと黒目の黒目になります。https://www.dog7.net/

このミューテーションを親にして、ミューテーション×ミューテーションを掛け合わせてもミューテーションは生まれてきません。一般的な5色(親の遺伝による)のノーマル個体が産まれてきます。

ミューテーションは1匹だけ出現することは稀で、兄弟もミューテーションの場合が多いです。1度に多い時には20匹以上産まれてきます。1匹見つけたら必ず他にもいないかチェックしたほうが良いです。きっと見つかると思います。

ウーパールーパーのリューシー系のミューテーション

こちらの画像個体はリューシーのミューテーションになります。リューシーは「黒目の黒目」と「黒目の金環」がいますが、何となくミューテーションは黒目の金環が多いと思います。

このような白い肌に黒色のまだら柄は成長して大きくなるにつれて薄くなったり、消えたりすることもあるようです。ウーパールーパーの全身に黒いまだら模様が出ていたり、左右どちらか片側だけ、腹部のみ、尾のみなどいろいろあります。リューシーのミューテーションの種類はあまり多くありません。同じくアルビノ系のミューテーションも少なく、逆にマーブル系のミューテーションが多いです。人気があるのが、ゴールデン系、マーブル系、ブラック系のミューテーションです。

今後いろいろなミューテーションについて掲載、説明していきたいと思います。https://www.dog7.net/

今日から8月に入り、気温が一層高くなった気がします。ウーパールーパーにとって水温上昇は体調不良を招きます。水温は26℃以下、27℃で危険な水温帯になり、28℃以上でしたら、皮膚などに異常が発生する場合もありますので注意が必要です。初めて夏を経験なさる飼育者さんは苦労をすると思います。

高水温へは年々耐性ができていますので、今後は28、29℃で飼育できるような日が来るはずです。

ウーパールーパーのゴールデン系ミューテーション

ウーパールーパーのゴールデン系ミューテーション

ウーパールーパーのミューテーションです。こちらでは数が少なく2000~3000匹に1匹ぐらいの割合です。多いブリーダさんは1000匹に1匹以上です。

固定化に数年かけてチャレンジしているブリーダーさんもいますが、固定化は難しいと思います。ミューテーション×ミューテーションからは、ミューテーションが生まれてくることはほとんどありません。一般的な個体、特にマーブルが多く生まれてくる傾向にあると思います。この生まれてきたマーブル(何でも良い)オスとマーブル(何でも良い)メスを掛け合わせると隔世遺伝でミューテーションが生まれてくることがあります。なぜ?マーブル×マーブルと記載したのかは、マーブル×マーブルからは、例外もありますが4色、5色の幼生が出現するからです。繁殖させる手間を考えると色はたくさん出てきた方が楽しいと思います。https://www.dog7.net/

ミューテーション×ミューテーション → 産まれてきた子供同士の掛け合わせ(マーブル×マーブル) → ミューテーションの確率が上がります。血を濃くすると確率がさらに上がるかは不明です。上がるような気もしますが???

※マーブル×マーブルでなくても構いません

こちらはゴールデン系のミューテーションになります。ゴールデン個体に黒い斑点がついた個体で、人気のあるミューテーションの1つになります。