本文へスキップ

ウーパールーパー 初期のケガ・病気(ウーパールーパーNET)

電話でのお問い合わせはTEL.090-4190-5555

〒426-0002 静岡県藤枝市横内564-1

ウーパールーパーのケガ・病気company

ウーパールーパーケガ・病気

◎ 初期のケガ ◎ 共食い ◎ 浮かぶ・膨らむ病気
◎ ウィルス・寄生虫 ◎ 栄養の偏り ◎ その他
初期のケガ
このページではウーパールーパーのふ化から約1ヶ月間に起こりやすいことを書きます。飼育に関する注意点や環境作りにお役立てください。ふ化から1ヶ月間はとても弱く、すぐに死んでしまうことが多いため、ご質問も多くいただきます。

【エサ】
初期のウーパールーパーの餌は、ブラインシュリンプをお勧めいたします。活餌で管理が大変ですが毎日作成するのが一番です。冷凍赤虫を刻んで与えてもあまり食べません。ブラインシュリンプは、ブラインシュリンプエッグから24時間、28℃前後の塩水でふ化させます。ミジンコよりも小さな生物で肉眼で形を見ることは困難なぐらいとても小さいですが、活発に動くためにふ化したばかりのウーパールーパーの幼生も好んでたくさん食べます。たくさん食べれば早く幼生が大きくなり、管理が比較的簡単な冷凍赤虫へと切り替えることができます。毎日ブラインシュリンプを与えるのが困難な場合は、2日1回でも構いません。

【水換え】
ふ化したばかりのウーパールーパーの幼生は、水質、高水温にも弱いです。水質が悪化すると具合が悪くなり幼生はすぐに死んでしまいます。一旦死に始めると全滅もありえます。水換えは1日汲み置きした水で全換えしてください。ブラインシュリンプの残骸や排泄物により水は見た目よりも汚れています。1日1回、もしくは2回に1回は全換えすることを強くお勧めします。

【水温】
ふ化したばかりのウーパールーパーの幼生は20℃以上の水温では飼育が難しいです。3cmになれば24度ぐらいまでは問題なく耐えれますが、幼生には暑すぎて飼育することができせん。冬場や春先の産卵は幼生がふ化しても水温がまだ低いので冷却設備は不要ですが、5月中旬以降の産卵ではふ化した時には水温は20℃を越えることが多いです。この場合は冷却設備が必要になり20度以下、可能なら18度前後で飼育して下さい。暑さに耐えきれずに体が一部キズついたり、見た目溶けたような状態にもなります。

【内臓内に気泡】
ウーパールーパーがふ化から2週間以内、ブラインシュリンプを食べているころの輸送、移動、水換えやエアーレーションなどにより、内臓内に気泡ができてしまい、浮き、死んでしまうことがあります。この気泡がガスなのか空気なのかは、不明ですが、このような状態になりますと、元に戻ること難しいです。2cmまでのサイズで起きやすいことで、郵送にも適しません。エアーレーションは作動させず、水換えはゆっくり、丁寧に幼生にストレスを与えないように飼育してください。

【噛みつき】
この小さい時期に噛みつきはよくおきます。噛みつくとほとんどの場合、弱いので噛みつかれた箇所は欠損します。ウーパールーパーの数も多いためある程度は仕方ありません。このサイズですので1週間もすれば再生し始めるため大事には至りません。餌不足は良くないですが、この時期の噛みつきは仕方がないと思います。このサイズでしたら噛みつかれて欠損しても水カビはほぼ生えないです。

【全滅】
ウーパールーパーの幼生が全滅したご連絡を時々受けます。飼育者から理由を尋ねられますが、当方はその場にいないため不明です。お話を聞く限りでは多くは水質、水温だと思います。一旦死に始めると毎日に少しずつ死んでしまい、結局全滅します。途中で気が付いても防ぐことはとても難しく対処方法はありません。水質、水温に気を付け死んでしまうウーパールーパーを出さないようにします、
最後に・・・。
ウーパールーパーは見た目よりも丈夫な生き物なので飼育は簡単ですが、餌が不足すると共食いも多く、また、皮膚の膜が薄く弱いので、ウィルスなどの感染症や、寄生虫がつくこともあります。
ケガ、病気の早期発見の一番の秘訣は愛情を持って飼育することだと思います、そうすれば、個体の小さな変化にも気がつき、また、固体の状況にも目が行き届くと思います。

information

ウーパールーパーNET

〒426-0002
静岡県藤枝市横内564-1
TEL.090-4190-5555
TEL.054-668-9090
FAX.054-644-3036