ウーパールーパーNETは、通信販売を主に行っているショップです。
ウーパールーパーとは? もともとは、メキシコ原産の両生類、サンショウウオの仲間。この名前は日本に、輸入されたときにつけられた愛称で、正式名はメキシコサラマンダーです。 メキシコサラマンダーの原産地メキシコの湖では、野生種の乱獲と水質汚染のため希少種となってしまいました。現在では。条約により輸出が禁じられています。日本で入手可能なものは、すべて日本で繁殖させたウーパールーパーです。 種類はアルビノ(全体が白色)だけでなく、今では、黄色っぽい「ゴールデン」、野生種本来の色である斑の入った「マーブル」、黒い「ブラック」、アルビノに黒目の「リューシー」が知られています。 飼育方法は簡単で、金魚とほぼ同じで、違うところは水温です。夏場の高水温に注意すればどなたにでも飼育することができます。また、生命力は比較的強く、手、足、ヒレ、尾などが欠損しても直ぐに再生します。そして、寿命も長く5〜7年ほど飼育可能です。成長スピードは、エサや飼育環境に左右されますが、1年で20cmオーバーの繁殖可能な個体へとなります。最終的には最大で25〜30cmぐらいになり、それ以上大きくなることは稀です。 【ウーパールーパーの飼育に必要なもの】 ウーパールーパーの飼育は比較的簡単です。金魚を飼育したことがある方は多いと思います、金魚よりも必要器具が少なくてすみます。 ○基本的に飼育に必要なもの 飼育容器(水槽、収納ケースなど) 水 餌(冷凍赤虫、固形餌) 基本的にこの3つで飼育することが可能です。 最終的には23cmぐらいになりますので、それよりも大きな容器が必要になります。最大で25〜30cmになります。繁殖、産卵は18cm以上で可能です、もう少し小さいサイズで繁殖に成功した報告も入っています。繁殖、産卵は、再度詳しく記載します。 水は、カルキ抜きなどの薬品を使用せずに、1日ぐらい汲み置きした水をご使用ください。カルキ抜きは調整が必要で量を間違えると、逆によくありません。1日汲み置きした水を使用する理由は、塩素を抜くためと、水温を整えるためです。ご自宅の水道設備が、水道水を使用している方、井戸水を使用している方もいます。 餌は、小さければブラインシュリンプ、2cm以上は冷凍赤虫、8cm以上で固形餌をお勧めです。ウーパールーパー専用の冷凍赤虫はありませんので、冷凍赤虫であれば何でもOKです。固形の餌は、ウーパールーパー専用の餌もあります。ペットショップ、ホームセンターでない場合は、ナマズ(キャット)の餌をお勧めしています。こちらでは沈殿性のナマズの餌などを与えています。 飼育容器についていの質問 Q:ウーパールーパーを1つの飼育容器で複数飼育することは可能でしょうか? A:飼育容器にもよりますが、複数飼育が可能です。ウーパールーパーの共食いについて記載されているサイトが多いですが、共食い、噛みつきは餌が不足しているときにおきます。 餌が不足してないようにすることが一番大事です。 ウーパールーパーの口の中を見てみるとわかりますが、きちんとした歯が生えていません。その口で噛みつかれても多くの場合が問題ありません。 しかし、何度か噛まれたり、餌が不足で、長時間噛みつかれたり、サイズの大きなウーパールーパーに噛まれた場合は、欠けたり、死んでしまったりします。 欠けた箇所からカビが生えて病気になることもあります。 噛みつかれて出血している場合は、別容器に塩を0.25〜0.50%ぐらい入れて、単独で飼育することをお勧めします。理由は不明ですが、噛まれたウーパールーパーは、再度、別の箇所を噛まれることが多々あります。そのため、1箇所だけだった傷が、数日後には数度噛まれて、別の箇所も噛まれて死んでしまうことがあります。そのような場合は、単独で飼育してください。 Q:ウーパールーパーの飼育容器は何でもよいでしょうか? A:飼育容器はなんでもかまいません。重要なのは飼育に適切なスペース、購入費用、そして、一番重要なのが管理が簡単なことです。 毎日、水を換えるわけではありません、毎日、餌を与えるわけでもありません。しかし、水が汚れていても換えなかったり、餌を適切に与えていなかったりしますと、病気になり、死んでしまいます。管理が簡単であれば、水を換えること、餌を与えることが苦にならなくなります。 餌についての質問が多くあります。 Q:固形の餌はいつから食べますか? A:固形の餌は、8cm以上からをお勧めしています。3cm以上から固形の餌を与えている方もいます。 Q:ずっと冷凍赤虫でよいですか? A:成体になっても与えている方もいます。冷凍赤虫は水分が85%以上ですので、栄養価が低いと思います。 ○夏場に飼育、管理に必要なもの 冷却ファン、水槽用クーラー 水温計(100円ショップ) 地域によりこの2つが必要です。 夏場は、地域により、また、住居環境などにより、飼育している水温が違います。毎年、ウーパールーパーは体性ができ、2015年現在、飼育水温が26度ぐらいまでは大丈夫になりました。数年経過すれば、27〜30度など日本の気候でも、冷却設備不要で飼育することができると思います。 ウーパールーパーが日本で飼育され始めたのは、30年ぐらい前だと思います。当初は、飼育水温は20度まででした。今現在ウーパールーパーを研究用などで輸入した場合、体性は同じく20度、21度ぐらいかと思います。ワシントン条約で輸出入は大変難しいですが、大学の研究所などでしたら、アメリカ、ヨーロッパの研究所から輸入している話を聞いたことがあります。 【ウーパールーパーの通信販売】 こちらのサイトではウーパールーパーの通信販売をしております。通信販売だけでなく、飼育・繁殖方法、オスメスの区別、病気などについて掲載しております。また、卵、幼生のお買取り情報なども掲載しています。 販売の価格は、各ウーパールーパーのページに記載しています。大きさで金額も違います。小さなサイズは値段的には安いですが、2〜3cmは上級者様用のため、あまりお勧めはできません。飼育初心者の方でしたら3〜5cmのサイズをお勧めしています。管理が簡単な5〜8cmもおすすです。 販売価格は、季節により若干違います、夏と秋は少し高い都市もあります。 掲載されている販売価格の他に、送料がかかります。販売価格は低めの設定のため、送料の方が販売価格よりも高い場合があります。1匹よりも2、3匹ご購入の方がお得です。産卵しましたら卵をお買取しておりますので安心です(一部の場合を除く)。 【ウーパールーパーの繁殖方法】 繁殖は比較的簡単です、時期(12〜4月)が来れば、自然に繁殖します。自然に繁殖しない理由は、ヒーターをつけて水温が一定のため、成熟せず交尾繁殖の体型ではなかったり、オスメスの大きさがあまりに違っていたりなどいろいろな考えられます。 繁殖はまず、メスがオスを刺激して始まります。上に乗ったり、下に潜ったり、オスを突っついたりなどのいろいろな刺激を与えます。オスはこれで精包を複数出し、そして、それをメスが体内に受け入れます。受精が終われば水草などに卵を産み付けます。 産卵は1日だけでなく、2〜3日かかることも珍しくありません。この時に触ったり驚かせたりすると、産卵がストップする場合があります。産卵する前に水面によく浮きます。産卵を開始したら、オスを取り除きます、オスは卵を食べてしまいます。産卵がすべて終わりましたら、今度はメスを取り除きます。産卵した卵を別の容器に移すよりも、オス→メスで水槽から出してあげたほうが卵にとっては安全で、ふ化率も上がります。 また、メスの年齢が2、3歳で、産卵をすでに経験したメスの卵はふ化率が高い傾向にあります。初産やその年の初めての卵はふ化率が低い傾向にあります。 Q:ウーパールーパーは、1年で何回繁殖しますか A:多くの方が1、2回。産卵しないウーパールーパーも多くいると思います。すべてのウーパールーパーが毎年繁殖することはないと思います。 繁殖の上手な方は、1年で3、4回産卵しています。餌は特別な物を与えているわけでもなく、また、普通に飼育していらっしゃる方が多いです。 Q:ウーパールーパーは秋に産卵しますか A:秋に産卵しないと思います、たまに、夏に産卵することもあるようですが、ふ化しなかったり、弱かったりして、うまく育たないようです。 しっかり冬を経験させて、春に繁殖させることをおすすめします。 Q:ウーパールーパーの卵が余りました A:こちらでは、余った卵をお買取しております。卵だけでなく、幼生(稚魚)3cm以上でお買取しております。 多くの方が、繁殖して困っています。卵が多いため10〜20個ぐらい手元に残して、こちらへご郵送、お買取させていただく場合が多いです。 詳しくはお問合わせください。 Q:ウーパールーパーの繁殖がうまくいきません、良い方法を教えてください A:環境に変化をつけてあげることが一番です。繁殖に必要なのは飼育環境の変化です、環境が変わり、春だと感じたら、繁殖します。 水槽で飼育している方はよく繁殖している気がします。日光が入りやすく、朝、夕を感じているのかもしれません。 水温を上昇させたり、下降させたり、水換えを頻繁に行うなど、環境を変えてあげることが一番です。 こちらでも繁殖に関してわからないことが多いです 【ウーパールーパーの体調管理、病気】 病気は、いろいろな種類がありますが、専門の病院などは、ほとんどない状態です。熱心にウーパールーパーの病気について、研究、調査をしていらっしゃる先生も存在します。病気で多いのが、腹水症、皮膚のただれ、空気がお腹に溜まる症状の3つが多いです。 腹水症の病気は、水質が汚れているために体内で何らかの細菌でそのようになると思います。こちらも専門家ではありませんので、この病気に関してわからないですが、水質が汚れているとき、汚れやすい時期に起こっているように感じます。 皮膚のただれも、厄介な病気です。治す方法は、グリーンFか、粗塩が良いと思います。グリーンFは適量よりも少し薄く、粗塩は0.25%〜0.50%の範囲にします。どちらの方法も病気にな対して有効な場合も多く見受けられます。水を戻すときは1週間ほどかけて徐々に濃度を薄くする方法をおすすめします。 ※病気の治療方法ですが、自己責任の範囲以内で、行ってください。こちらでは一切責任をもてません 皮膚の病気は、複数ありますが、こちらもまた、水質の汚れが原因だと思います。 お腹に空気、ガスが溜まり、浮かんでしまう症状があります。病気なのか不明ですが。こちらも同様に水質の汚れが原因の場合もあります。小さい個体の場合は、水質の汚れもそうですが、ショックでそのような症状になる場合もあります。水換え時の水温の急激な変化、空気中にむやみに出したりすると、そのようになることがあります。幼生(稚魚)を育てている方は、その症状を目にすることもあると思います。 病気にならないように、水質を悪化させないことが重要に思います。 【ウーパールーパーの寿命】 寿命に関しては諸説ありますので、何とも言えませんが、5〜7年ぐらいだと思います。 【ウーパールーパーのオス、メスの区別】 ウーパールーパーは、オスとメスの区別は簡単です。 小さいサイズがオスか、メスか不明です。おおよそ15cm以上でどちらの性別なのか判別がつくようになります。 特に秋〜春にかけては、わかりやすいです。それ以外の時期ですと、ウーパールーパーは判別が難しいです。 |
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