深海珍生物のオオグソクムシ

ウーパールーパーとは関係ありませんが、オオグソクムシを入荷しました。オオグソクムシは、深海に住む甲殻類になります。飼育はとても簡単で、人工海水とエアレーションできます。エサもほぼ不要で、数ヶ月与えません、その影響で排せつなどが無いため、海水は汚れずろ過機も不要です。

オオグソクムシはこの頃人気のある深海生物です。この12月の時期から翌年3月末ごろまで販売しています。丈夫な個体ですが、ウーパールーパーと同様に高水温に弱いです。ウーパールーパーは27度まで飼育可能ですが、このオオグソクムシは17、8度が限界です。そのため3月以降の飼育には冷水の設備が必要となります。20度で1,2日でしたら何とか耐えて生きていますが、20度で数日続くと死んでしまうことが多いです。海水+冷水なので設備が整っていないと飼育が難しいです。設備が整っているのでしたら飼育するのは容易です。水槽にサンゴ砂を敷き、ガーネットでも良いと思います。飼育容器内に比重を合わせた人工海水を入れて、エアレーション、ろ過機を入れて飼育します。エサは何でも食べますが、あまり与えなくても大丈夫です。こちらでも2週間に1回程度です。ちなみに後からも記載しますが、ダイオウグソクムシでしたら5年絶食している個体もいるようです。オオグソクムシはそこまでは絶食はできないですが、餌は少量でも大丈夫です。深海の餌の少ない中で生きている、海底の掃除係のような深海生物です。興味のある方は一度お問合せ下さい。3月末ごろまででしたら取り扱いしております。

ダイオウグソクムシとオオグソクムシの違い

ダイオウグソクムシが水族館で有名になった影響でオオグソクムシも注目されるようになりました。有名になった理由は、絶食期間が長いことです。ダイオウグソクムシは、5年以上絶食でも消化器官内は空ではなかったそうです。どうから?栄養を???ダイオウグソクムシは捕獲が難しく、管理も難しいです。その点オオグソクムシは簡単です。(水温に注意が必要で適温は18度以下です)

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