カクレクマノミを飼育

カバレッジ

カクレクマノミの飼育を開始しました。それとオブジェでイソギンチャクも1個ですが飼育しています。
カクレミノは宮古島産の個体がファミリーで3匹、ブリード個体が7匹、沖縄本島の個体だと思いますが2匹の全部で12匹飼育しています。オレンジ色の濃い個体が宮古島産のカクレクマノミです。色が薄いのがブリード個体になります。そのちょうど中間の色、少しオレンジが濃い色が沖縄本島産?のカクレクマノミです。カクレクマノミを一緒にすべて飼育してますが、1つの飼育容器からは1ペアかし発生しないようです。1番大きな個体がメス、2番目に大きい個体がオスになるようで、1番大きなメスが死んでしまった場合は今度は2番目に大きかった個体が1番大きくなるためオス→メスに性転換するようです。そして、オスでもメスでもなかった3番手が今度はオスになります。体が大きい順にオスメスが決まるので不思議です。そのため1つの飼育容器では1ペアか発生しません。では、他の一緒に飼育しているカクレクマノミはどのようになるのか不明です。また、素朴な疑問ですが、広大な自然界のカクレクマノミはどのようにオスメスが決まるのか?興味があります。ファミリー、一緒に行動している個体同士で1番大きな個体、2番目に大きな個体と決まりオス、メスが決まるのでしょうか?まだファミリーはどのように形成されるのかも疑問です。
今後は12匹もいるため設備が大変ですが、分けて飼育してみようと思います。カクレクマノミを飼育するのが今回が初めてなのでわからないことも多いので少しずついろいろなサイトを参考にして勉強していきたいと思います。
カクレクマノミを観察しているとなかなかかわいいです。餌を与えようとすると金魚のように水面に口を開けて待っています。

カクレクマノミの飼育の難点:
カクレクマノミの飼育で困っていることは海水で、加温をして、エアレーションをかけているので、塩が水槽の周りに飛び散り手入れに時間がかかることです。また、エサを与えるときにも加温しているため蓋に水滴が多くついているため外すに神経を使います。海水の生物を飼育したことはありましたが、加温はしていなかったので、気になりませんでした。また、以前に飼育していた海水の生物はエサもあまり食べなかったので、排泄も大変少なく、ろ過機も不要で丈夫な生き物でしたので観察するだけで手間がかかりませんでした。
少しずつ慣れて生きたと思います。こちらでは海水は人工海水もしようしますが、時間があるときに100円で200Lの海洋深層水を近くに購入しに行っています。300mか400mか深度は記憶には残っていませんが、2種類から選べるので安くて便利です。購入目的を記帳するのですが、多くの方の使用目的は、私と同様に海水生物、海水魚の飼育とかいてあります。安くて便利で比重を合わせなくてもよいので便利です。100円で200L、、業務用なら同じ海水で100円2000Lとなっていました、業務用って何なのか?不明です。食品会社のトラックをよく見かけた気もします???

映画で人気のニモ、カクレクマノミを飼育開始

カクレクマノミの飼育を始めました。当方は海水魚は初めての飼育です。深海生物のオオグソクムシでしたら多数扱っていたことがあります。オオグソクムシは、エサは与えず、エアーだけでよいので飼育がとても楽でした。カクレクマノミは、そのような飼育方法ではないので、手間がかかります。カクレクマノミは、今現在到着した沖縄産個体が2匹、明日ブリード個体が9匹、明後日3匹以上(沖縄宮古島産)が届きます。飼育が楽しみです。沖縄産のカクレクマノミは、ブリード個体と比べてオレンジ色がとても濃く、キレイです。

ディズニー映画でニモの愛称で知られるキャラクターは、カクレクマノミをモデルにしているので、その影響で飼育に火が付き人気になりました。多頭飼育可能で、水温は27度ぐらい、人工海水で飼育可能です。大きくなるのに時間がかかります。飼育容器内で、一番大きな個体がメスになり、次に大きな個体がオスになります。何匹飼育していても1ペアしかできません。逆に言えば、2匹いれば必ずペアになります。一番大きなメスがもしも死んでしまった場合は、次に大きかったオスがメスになり、3番目に大きかった個体がオスになります。その繰り返しです。メスからオスになるので不思議な感じがします。また、複数いるのに1ペアしかできないのも不思議です、。繁殖に不効率だと感じました。

カクレクマノミは比較的安価ですが、ニモと一緒に映画に出ている友人のドリーは、ナンヨウハギです。カワハギはフグの一種ですが、ナンヨウハギはスズキの一種になります。ナンヨウハギも映画の影響で名前が知られ、飼育する方も出てきましたが、この魚毒があることが最近になりわかりました。金額はカクレクマノミに比べるとだいぶ高額で、大体、どのショップでも2000円~10000円くらいで販売されています。比較的小さい個体は手に入りやすいが、大きな個体はなかなか見かけないです。成魚は全長20cmほどで、30cmに達するものもいます。カクレクマノミに比べるとだいぶでかいです。映画からは想像ができません。

カクレクマノミの飼育方法

基本的にはどの生物も同じですが、愛情をもって接すること、管理、飼育することが一番です。カクレクマノミの状態をチェックし、体に異常がないか、エサはよく食べるか、排泄はあるのかを日常的にチェックします。エサは、毎日2、3回20分ほどで食べきる量を与えます。飼育し始めの1ヶ月くらいは、ろ過装置にろ過バクテリアも繁殖してなく、まだ不十分なので、エサは少量ずつ与えてください。カクレクマノミを入れる前にパイロットフィッシュを入れておくとろ過装置にバクテリアも繁殖し、住み着くのでろ過がスムーズになります。海水はこちらでは焼津市の深海ミュージアムで購入できるのでそれをそのまま使用していますが、人工海水でよいです。比重計できちんと濃度を測ってください。海水温は25℃くらいが適温とされています。夏場の場合でもカクレクマノミは30℃くらいでも飼育できるので、冷却ファン、クーラーは、ほとんどの地域で必要ないです。朝昼晩の海水の温度に大きな差がないように注意してください。また、海水温も比較的高いため、水の蒸発には気を付けてください。一緒に入れるイソギンチャクは、海水温が高いと飼育できなく死んでしまうので注意してください。イソギンチャクを入れるときはそのイソギンチャクの耐えれる海水温を知らべてカクレクマノミの負担にならない温度にしてください。

水換えは、基本的に2週間に1度ぐらいのペースで行います。これは飼育環境(水量、ろ過装置など)や匹数によるので、もっと長い期間水換えをしなくても大丈夫な場合もあります。水換え時は海水温を合わせた新しい海水で30%ずつずつ程度換えることをお勧めします。

カクレクマノミは基本的に飼育容器の底にいることが多いので、底をきれいに掃除しておくとよいです。こちらでは管理が簡単なようにベアタンク、何も敷いていません。あるのは隠れ家のレンガと水温を保つためのヒーターだけです。

まだまだ飼育し始めでわからないことも多いので、観察しながら気が付いたことを書いていきたいと思います。

水生昆虫一番人気ゲンゴロウ

ウーパールーパーだけでのなく、水生昆虫一番人気ゲンゴロウも飼育しています。このゲンゴロウはタガメと同じく水生昆虫の1,2番を争う人気生物です。

ゲンゴロウの飼育、管理はタガメと違い簡単です。多頭飼育も可能で、共食いはほとんどありません。餌は何でも食べ、生でも乾燥でも固形餌でも大丈夫です。鯉などの浮遊性の餌、ザリガニなどの沈下性の餌、ほとんど大丈夫です。水もタガメと違い汚すこともなく、手間もかかりません。タガメの寿命は1年の場合が多いですが、こちらゲンゴロウの寿命は複数年です。

ゲンゴロウの繁殖は、タガメと比べてとても大変です。ゲンゴロウはまず、主にオスがホテイアオイなどの大型の水草を噛みます。その場所に交尾の終わった産卵可能なメスが数日かけ産卵していきます。メスがきちんと産卵したかは見た目ではわからないため、ホテイアオイなどの水草をローテーション(3回に分けて入れ替える)します。水草のみを管理している容器の底に幼虫が確認できましたら、産卵していて卵が孵化したしるしです。この幼虫の飼育が大変です。

幼虫の飼育、幼虫は脱皮を繰り返し3令の最終で土の上に上陸して、潜り、さなぎになり、羽化します。幼虫の餌は、生餌のみです。ここら辺はタガメと同じになりますが、タガメと違い多頭飼育ができず個別飼育のみです。幼虫同士が一度でもかみ合えば死にます。毒が強いので、人間であっても長時間噛まれれば入院が必要な場合もあり、傷は長期間治りません。あまく見ていると本当に痛い目を見ます。入院は私の知る限り1名です。幼虫は個別飼育で、3令になった時がかなめです。餌を食べない日が3日続くと、上陸する可能性があります。土の上に30分置き、それで潜らなければ、再度水中に入れます。それを繰り返し、土に潜り、さなぎになり、羽化します。飼育容器に蓋がこの時は必要です。

タガメよりも飼育は簡単ですが、繁殖は難しいです。タガメの繁殖に成功して、ゲンゴロウに挑戦する飼育者さんが多いです。逆は聞きません。ゲンゴロウを飼育繁殖させて、次にタガメにいく方はいませんでした。

深層水ミュージアムで海洋深層水購入

隣町の焼津市にある”深層水ミュージアム”で、熱帯魚用の海水をくみ上げてきました。海洋深層水 200Lでわずか100円です、人工海水を購入するよりもずっと安く、比重計で計測も不要で飼育用水として使用できとても重宝しています。会員登録が必要ですが、無料で登録できます。くみ上げるたびに用途と会員番号を記載します。来館するほとんどの人は、海水魚用と記載があります。この他に塩分を除いた料理用や健康のための飲料用海洋深層水も販売しています。こちらは金額が高いです。

深層水ミュージアムとは、(抜粋)

この施設は、日本一深い駿河湾からもたらされる深層水の取水地である焼津市として、小中学生や一般の皆さんに、駿河湾深層水に関する知識や情報を普及、啓発、発信することによって、焼津市をPRするとともに、「漁港と都市の共生・対流」を図ることを目的としています。

この深層水ミュージアムで時期やタイミングによりオオグソクムシを無料でもらえる時があります。オオグソクムシは、ペットショップでは4000~6000円で販売されている個体です。条件はここの会員になるだけです。くみ上げる海洋深層水はオオグソクムシが生息している深度と同じ海水なので、飼育も簡単です。水が合わずに死んでしまうことがありません。オオグソクムシの飼育に関してはまた、機会がありましたら掲載遺体sます。

下記が深層水ミュージアムの営業時間です。深海水族館にもなっています。あまり知られていないのか来場者がいつもとても少ないです。他の水族館と少し違い深海魚専用の水族館になり、無料で入館できるのも魅力です。私も海水はくみに何度も行くのですが、手前の海洋深層水の自販機にお金を入れた後、すぐに出てしまうので、中まできちんと入ったことは今までありません。今度入ってみようと思います。

開館日

火曜日~日曜日、祝日

休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)

開館時間

午前9時~午後5時

入館料

無料