2018年 ウーパールーパーの産卵終了

先週で2018年、今期のウーパールーパーの産卵が終了しました。今季は前期と比較すると80%の産卵数になりました。基本的にウーパールーパーはここ静岡県では11月~6月に産卵、2~4月が一番産卵シーズンになります。地域により誤差があります。北海道や東北地方では産卵が早く始まる傾向にあると感じます。北海道の方は飼育方法が良いことも要因かもしれませんが、地域にも恵まれていると思います。早くは9月から産卵が始まり、7月まで産卵している飼育者さんもいます。夏の8月以外は産卵している状況なので、とてもうらやましいです。逆に沖縄県では当方は産卵は確認できていません。

これから夏場を迎えます、ウーパールーパーにエサをたくさん与え、栄養を付けたいと思います。今季の私の反省点はウーパールーパーの親個体の状態があまりよくなく、小柄が多かったので産卵数が少なかったです。産卵数が多い飼育者さんのウーパールーパーはとても大きく、25~28cmが中心です。個体が大きいので、当然に産卵数も多く、また、個体がしっかりしているので、卵の核も大きいので、ふ化する幼生もしっかりしていて、ひ弱ではありません。育つ確率もかなり高いです。

たくさんの卵を産卵している方飼育者さんが与えているエサを聞いてみますと、「キャット」+「冷凍赤虫」または、「キャット」のみ、「おとひめ」のみの3パターンがありました。「おとひめ」は主に養殖真鯛用の餌ですので、安全です。また20kg単位での販売のため安価です。特にEP3~5をお勧めしたいです。こちらでは「おとひめ」+「冷凍赤虫」を与えています。

おとひめ
一部アクアリストにとても人気のある、よく知られている餌です。飼料メーカーの日清丸紅飼料というから発売されているこの餌は、本来は海産養殖魚(主に真鯛)のための餌です。おとひめは顆粒タイプの餌で養殖業者向けのものです。粒餌のサイズは、とても細かく分かれています。10サイズぐらいあったと思います。沈下性と浮遊性があります。ウーパールーパーには沈下性のみ与えてください。

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