ブラインシュリンプとは? |
世界中の塩水湖、塩水池に広く生息する小さな甲殻類で、乾燥卵からわずか24時間程でふ化する栄養価の高い便利なエサです。デメリットは手間がかかる点です。
ウーパールーパーのふ化したばかりは、冷凍赤虫やミジンコでも良いのですが、ブラインシュリンプをお勧めしたいです。 |
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用意するもの |
- ブラインシュリンプエッグ
- 粗塩
- 水道水
- エアーポンプ
- エアーホース
- エアーストン
- 濾し器、ろ紙(コーヒーのフィルター)
- 容器(1.5リットルのペットボトルなど細い容器)
- ヒーター
必要なものが店頭で販売されていないときは、インターネットで通信販売を利用することをお勧めします。たくさんのものが値段が違いますが、種類も多く販売されています。 |
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ふ化条件 |
- 塩分濃度 ・・・・・・・・・ 2%~2.5%(1.0リットルの水に粗塩20~25g)
- 乾燥卵の投入量 ・・・ 1リットルの食塩水に0.8~1.2g
- 水温 ・・・・・・・・・・・・・ 26~28度
- エアレーション ・・・・・ 卵が下に沈殿しない程度
- 所要時間 ・・・・・・・・・ 20~26時間
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ふ化の方法 |
まず容器(ある程度細長い容器)に、水道水を約1リットル入れ、粗塩を20~25g入れてよくかき混ぜます。
次にヒーターで水温を26~28度に設定し、エアーストーンを使用し、エアレーションします。
ヒーターを使用し、水温が26~28度、粗塩がすべて溶けていることを確認し、ブラインシュリンプエッグを投入してください。
投入しない乾燥卵は、すぐに密封し、冷蔵庫に保管してください。
この時、卵が下にあまり沈殿せずに水中に漂っているようにしてください、容器が太かったり、エアーが弱かったりすると沈殿してしまいます。
また、容器のヘリに付着した卵は、時折、水中へ落としてください。5、6時間後にはヘリに付着する卵はほとんどなく、あとはほっとけば自然にふ化します。
24時間ほどたちましたら、コーヒーのフィルターなどでろ過し、塩分を水で十分にすすぎ、エサとして与えてください。
【補足事項】
※水は自分で作成するよりも、新しい海水のほうが望ましいです
※卵の入れすぎもふ化率低下を招きます
※水温はほぼ固定が望ましいです
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乾燥卵の保存方法 |
湿気と温度上昇に弱く、必ず容器密閉かつ冷蔵保存してください。保存状態が悪いとふ化率が格段に落ちます
※ふ化率は、乾燥卵の産地、採取された年月日、保存状態などなど多数の事柄により変化します |
必要なものが店頭で販売されていないときは、インターネットで通信販売を利用することをお勧めします。たくさんのものが値段が違いますが、種類も多く販売されています。 |