ウーパールーパーのショートボディ(リューシーのショート)

こちらの画像の個体はウーパールーパーリューシーのショートボディです。ショートはショートテール(体の長さは普通で尾だけが短い個体)がの方が多く、こちらでは500匹に1匹ぐらいいます。ショートボディ(画像のような個体、尾は普通で体の長さが短い個体)は、1500~4000匹に1匹ぐらいの割合です。ショートボディ+ショートテールのとても短い個体はもっと少ないです。ショートにも長さがあり、短い個体はとても短いです。その短い体長とは対照的に手足の長さは普通なので、ウーパールーパーではないように見えます。

こちらはミューテーションとは違い、固定化できる可能性は高いと思います。こちらでは行ってはいませんが、ショート同士を掛け合わせていけば、どんどん短くなると思います。https://www.dog7.net/

ショートの多くの場合が奇形のため、尾や背が曲がっている個体が多いように感じます。そのため、こちらでは掛け合わせは熱心に行っていません。尾や背が曲がっていると、成長するにしたがって曲がりが大きくなり、飼育するのが大変です。個別に飼育するわけにもいかず、普通の個体と一緒に飼育しています。

奇形といえども、はじいてしまうかわいそうなことにはしていません。販売したり、最後まで飼育したりしています。


ウーパールーパーのゴールデン系ミューテーション

ウーパールーパーのゴールデン系ミューテーション

ウーパールーパーのミューテーションです。こちらでは数が少なく2000~3000匹に1匹ぐらいの割合です。多いブリーダさんは1000匹に1匹以上です。

固定化に数年かけてチャレンジしているブリーダーさんもいますが、固定化は難しいと思います。ミューテーション×ミューテーションからは、ミューテーションが生まれてくることはほとんどありません。一般的な個体、特にマーブルが多く生まれてくる傾向にあると思います。この生まれてきたマーブル(何でも良い)オスとマーブル(何でも良い)メスを掛け合わせると隔世遺伝でミューテーションが生まれてくることがあります。なぜ?マーブル×マーブルと記載したのかは、マーブル×マーブルからは、例外もありますが4色、5色の幼生が出現するからです。繁殖させる手間を考えると色はたくさん出てきた方が楽しいと思います。https://www.dog7.net/

ミューテーション×ミューテーション → 産まれてきた子供同士の掛け合わせ(マーブル×マーブル) → ミューテーションの確率が上がります。血を濃くすると確率がさらに上がるかは不明です。上がるような気もしますが???

※マーブル×マーブルでなくても構いません

こちらはゴールデン系のミューテーションになります。ゴールデン個体に黒い斑点がついた個体で、人気のあるミューテーションの1つになります。

ウーパールーパーのミューテーション

ウーパールーパーには、基本色のリューシー、アルビノ、ゴールデン、マーブル、ブラックの5種類がいますが、ウーパールーパーのミューテーションとは、この5種類に属さない個体を総まとめでミューテーションと呼んでいます。固定化された色ではなく、特殊な色の個体です。ウーパールーパーのゴールデン 黒目もこのミューテーションに入ります。ミューテーションは生まれてくる確率がとても低く、おおよそ1000~3000匹に1匹ぐらいの割合です。確率に幅があるのは、血統によってはミューテーションの生まれてくる数が多くばる場合があるからです。バリエーションはとても豊富です。特にキメラ、ハーフと呼ばれる、真ん中で右と左で色が違うウーパールーパーを画像で見たことがある方も多いと思います。左がリューシー、右がマーブルは特によく出るミューテーションの1つです。
ミューテーションの出現率を多くする方法はミューテーション×ミューテーションを掛け合わせて、その出た個体、特にマーブルを累代で繁殖させると出現確率が上がります。今現在、当方の知る限りでは、1000匹以下に1匹ぐらい出現させることのできるブリーダーさんがいます。
基本色のリューシー、アルビノ、ゴールデン、マーブル、ブラックの5種類の飼育では物足りないと思った方は、ミューテーション×ミューテーションを掛け合わせて、挑戦してみるのも良い方法かと思います。
ウーパールーパーのゴールデン 黒目は特に数が少なく、当方でも2,3匹しか見たことがありません。https://www.dog7.net/

ウーパールーパーとマリモ(オブジェとして)

オブジェでマリモも販売しておりましたが、17年07月28日現在 売切れとなっております。入荷は未定です。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

19年02月19日現在、入荷いたしまして販売中です。Sサイズのマリモが1個195円です!ウーパールーパーと一緒にお求めいただくと同梱可能ですので、送料が別にかかることはありません。https://www.dog7.net/

以前によく量販店で「ウーパールーパー マリモ」なるものを見かけました。ウーパールーパーとマリモが一緒になったセット販売です。ウーパールーパーの飼育は基本的にベアタンクをお勧めしていますが、それですと殺風景で、特に女性の方からはオブジェに関してお問合せをいただきます。お勧めしているのがプラスチック製で、先が柔らかい、鋭利でない水草や、隠れ家になる陶器製の土管などです。このマリモも見た目がかわいらしいのでお勧めしています。柔らかく、ウーパールーパーを傷つけることもなく、取り出しやすいので飼育容器内の清掃も簡単です。

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マリモとは・・・。

阿寒湖のマリモは1952年(昭和27)に特別天然記念物に指定された。緑藻植物、シオグサ科の淡水藻です。。成長した糸枝体がお互いに絡み合って球形を形成します。

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マリモは、球団が解体すると、壊れた団塊や小さな団塊は湖底に沈んだり、光合成によって生じた気泡をつけて水面に浮くほか、水中を浮遊したり、波によって湖底や波打ち際を転がったりする。このような上下することや転がることなどを通じて、ふたたびマリモは球団になると考えられている。とのことです。

ウーパールーパーの成長日誌を書いていきます170728

水温が高くなってきたので、ウーパールーパーの成長が早くなりました。3~5cmも残り数百匹のみとなりました。

卵は産卵期を終えたため今はありませんが、11月頃からまた産卵を開始し、小さい個体をご用意できるようになります。

取り扱っている個体の種類は、リューシー、アルビノ、ゴールデン、マーブルとブラックの5種類になります。初めて飼育なさる方はリューシー5~8cmがお勧めです。サイズ的に丈夫で、健康でもあり、小さいので何より育て買いがあります。https://www.dog7.net/

3~5cm、5~8cmのエサは冷凍赤虫を強くお勧めしています。固形エサも食べますが、場合により消化不良を起こすことがあります。飼育環境は水、飼育容器と餌だけです。これ以外の用具、例えばろ過機やエアーレーションは特に不要です。この2つがウーパールーパーの体調を崩す大きな原因となっています。水流や振動などによるウーパールーパーがストレスを感じ、体調を崩すのではないかと思っています。また、カルキ抜きも不要です。各水道局、時期により水道の塩素濃度は違ってきます、それを正しく測定して、カルキ抜きを合わせて使用するには無理があります。このカルキ抜きで調子を崩した報告も毎年数件こちらに問合せがあります。

成長日誌はブログ形式で、1記事につき約800文字以上を目指して書いていきます。日々思うことやウーパールーパーの飼育、繁殖、環境や餌など気が付いたことについてどんどん書いていくつもりです。ウーパールーパーのことだけですと記事はたぶんかぶってしまうと思いますが、追記といった気持で再掲載することもあります。3日坊主ではありますが、なるべく継続的に書いていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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